出願書類を出す順番で明暗が分かれる!知的財産権の同日適用回避術
新しい技術やデザインを思いついたとき、一刻も早く書類を出したいと焦る気持ちはよく分かります。
ですが申請する順番やタイミングを1日間違えるだけで、自らの権利を潰してしまう恐れがあります。
日本をはじめ多くの国では「一番早く書類を出した人」に権利を与える先願主義を採用しています。
ここで問題になるのが、同じ日に似たようなアイデアが2つ以上出された場合のルール。
もし同じ日に同じような申請が重なると「同日出願」となり、当事者同士の協議で決めることになります。
話し合いがまとまらない場合、最悪どちらも権利化できないという厳しい結末を果たす可能性も。
これを防ぐテクニックが、関連する複数の権利を「どの順序で」「何時に」組み合わせて出すかというタイムスケジュール。
まず基本となる特許を出しておき、その数時間後に追加の改良案や関連する意匠を重ねて提出する手法が使われます。
出願番号の発行順まで緻密に計算し、ライバルが割り込む隙間を物理的に消し去る作業。
現在はインターネット経由の電子出願が主流となっており、秒単位のタイムスタンプが命運を分ける世界です。
事前の段取り次第で、将来的に生まれるライセンス収入や市場での独占権の大きさが一変するでしょう。
富山県砺波市にお住まいの方はぜひご相談ください。