商標登録ってどれくらいの費用が掛かるの?
商標登録にかかる費用は、どのような商標を登録するかによって変わります。
さまざまな商品の場合を考えてみましょう。
例えば、食べ物(飲食物、調味料など)に関連する商標の場合、通常は第29類(食品)や第30類(菓子、飲料など)に出願することになります。
基本的な出願費用は、特許庁の公式料金で1区分あたり約12,000円~16,000円程度です。
もし複数の区分にわたって登録を希望する場合、その分費用がかかります。
商標出願後、審査を受けるためには審査請求を行う必要があります。
審査請求費用は通常、出願費用に含まれていますので、特別な追加費用は発生しませんが、商標登録の審査が通るまでに時間がかかることがあり、その間の追加費用(例:補正料、意見書提出料など)が発生することもあります。
そして実際に商標が審査を通過し、特許庁が登録を認めた場合、登録料が必要です。
登録料も区分ごとにかかり、例えば、1区分につき約28,200円(10年間有効)が一般的です。
商標権は通常、10年間有効です。
10年後には更新手続きが必要で、更新料も発生します。
更新費用は、1区分あたり約37,800円です。
支払うことで、商標権をさらに10年間延長することができます。
これらの費用にプラスして、弁理士に依頼すると、弁理士費用が発生すると考えておきましょう。